運動(身体活動)
普段の生活や、室内・自宅近くでの簡単な運動でも、少しの意識で健康づくりができます。
負担感なく、できることから体を動かしてみましょう。
例えば…こんなこと、ありませんか?
健康づくりのためのポイント
健康づくりのためには、「身体活動量を増やす」ことが大切です。
「身体活動」とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費するすべての動作のことを指すので、激しい運動や長時間の運動を行わなくても、できることはたくさんあります!
座りっぱなしの時間を減らそう!
座りっぱなしの状態は、身体に様々な悪影響を及ぼします。
- むくみや血栓
- 肥満や生活習慣病
- 足の筋力の低下、腰痛
また、座っている時間が長い人ほど寿命が短いという研究もあります。座りっぱなしの時間を減らして、身体活動量を増やしましょう。
「30分に1回は立ち上がる」を意識しよう!
難しい場合は、少なくとも1時間に1回は立ち上がるようにしましょう。
「座りすぎない」、「こまめに動く」ことを、「意識」することが大切です。
例えば…
- テレビやエアコンのリモコンは、あえて手元に置かない。
- テレビを見ながら部屋の片づけをする。
- ゲーム、ネットサーフィンは時間を区切り、合間に体操を入れる。
- 作業や会議をスタンディングで行ってみる。
- すき間の時間に立ち上がって軽めにストレッチ。

座っていたり、横になっている状態のことを「座位行動」と言います。詳しくは「とうきょう健康ステーション」へ。
普段の生活動線をうまく活用してみよう!
家の外に出て、運動することはもちろん大切ですが、少し見方を変えてみると、日々の生活や環境のなかにも、身体活動量を増やすチャンスをたくさん見つけることができます。
「あと10分多く体を動かす」を意識しよう!
仕事や育児、介護などで特別な運動を始めにくい人にもオススメです。
例えば…
- 移動の際は徒歩にする(早歩き、歩幅を広くを意識して)。
- 買い物はあえて少し遠くの店へ行ってみる。お店をはしごしてみる。
- エスカレーター、エレベーターの代わりに階段を使用する。
- 家事全般を積極的にこなす。
毎日の家事も、れっきとした「身体活動」です!
- 洗濯物干しを10分で…21kcal
- 掃除機がけ10分で…35kcal
- 立って調理、配膳をすれば30分で…63kcal
※体重60㎏の人が、10分間行った場合の目安

このほかにも「とうきょう健康ステーション」では、身体活動量の増加につながるポイントを紹介しています!
室内でできる運動をしよう!
健康づくりのためには、やはり「運動」が大切です。
屋外での運動を行う時間がなくても、現在は、室内で運動ができる環境が整っています。
室内でもできる運動を習慣にして、生活の一部にしていきましょう。
インターネットやテレビ等で紹介されている室内運動の中から、自分に合うものに取り組もう!
その人に適した運動は、年齢や個人によって異なります。自分が無理なく続けられるものを見つけ、試してみましょう。
例えば…
- ラジオ体操
ラジオ体操動画作品(スポーツTOKYOインフォメーション) - エクササイズ・ストレッチ
・オフィスdeエクササイズ~働き盛り世代の運動習慣定着化ガイドブック~(スポーツTOKYOインフォメーション)
・だれでもフィットネス(スポーツTOKYOインフォメーション) - 高齢者の方向けの運動
「動く」フレイル予防(東京都介護予防・フレイル予防ポータル)
※YouTubeチャンネルも公開しています。 - その他、筋力トレーニングなど

「とうきょう健康ステーション」ではほかにも、すぐにできる室内運動のおすすめサイトを紹介しています!
ウォーキングを楽しんでみませんか?
「最近運動不足だから、屋外で運動したい!」という方は、身近な場所でのウォーキングから始めてみるのはいかがでしょうか。
「TOKYO WALKING MAP」を使ってみよう!
東京都では、区市町村等が作成したウォーキングマップを集約した
ポータルサイト「TOKYO WALKING MAP」を運営しています。
あなたの身近な場所のウォーキングコースを見つけて歩いてみましょう。

ポータルサイト「TOKYO WALKING MAP」はこちら
さらにもう一歩!家族や仲間と一緒に運動してみよう!
- 家族や仲間と一緒なら楽しさ、効果もUP! 歩数アプリ等に登録して、家族や友人と記録を競い合うのも良いでしょう。
- 地域のウォーキングイベントに参加してみよう! 区市町村では、ウォーキングに関連したイベント等を実施しています。是非お住まいの自治体に問い合わせてみてください。
東京都の普及啓発媒体のご案内
東京都では、都民の皆様の身体活動量増加のため、以下の普及啓発媒体を作成しています。
都内各自治体の健康づくりご担当者様や企業・保険者のご担当者様も、ぜひご活用ください。
その他お役立ち情報(外部リンク等)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise - WHO身体活動・座位行動ガイドライン(要約版)(日本運動疫学会)
http://jaee.umin.jp/doc/WHO2020JPN.pdf - 身体活動・運動の推進(厚生労働省) ※「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」が掲載されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index.html - スポーツ庁ホームページ
https://www.mext.go.jp/sports/