コツ4
ここではウォーキング効果を高めたいという方にお勧めの「体幹トレーニング+ウォーキング」をご紹介します。
大まかですが、人の体の頭部と手足を除いた胴体部分を体幹といいます。体のコア(中心)となる部分を指しますが、お腹周りだけでなく、背中や腰周りも含めた胴体の中心部全体と思っていただいた方が、イメージしやすいかもしれません。
うつ伏せの体勢からひじを折り曲げ、肩の真下に置きます。その姿勢を維持しながらつま先と前腕だけで体を支えます。体が一直線の状態になったところで、10秒間その体勢を維持します。これを数セット繰り返します。回数はあくまで目安です。呼吸を止めないように注意し、自分のペースで無理せず行いましょう。
四つん這いの体勢から5秒かけて足を後ろに上げます。この時お尻の筋肉を意識してください。その状態から5秒かけてひざをあごの手前に引くように持っていきます。この時腹筋を意識してください。この動作を左右10回ずつ行います。
体幹の筋は背骨を支え姿勢を保持する重要な役割を担っています。しなやかで強い体幹の筋を作ることによって、肩凝りや腰痛を予防することができ、姿勢も良くなるという効果も得られます。
これらの効果をベースにウォーキングを行えば、得られる効果は倍増。歩いている姿も美しく、ウォーキングが一層楽しくなりそうです。