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定期的に
がん検診を受けましょう!

コラム2025.9.1

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皆さんは定期的にがん検診を受けていますか?
日本人のおよそ2人に1人ががんになる可能性があると言われていますが※1、早期発見・早期治療による5年後の生存率は90%以上ということが分かっています※2。初期のがんはほとんど症状がなく自分では気づきにくいことから、定期的にがん検診を受診して早期発見・早期治療に努めましょう。
東京都では、ハンドブックや動画などを通して定期的ながん検診の受診を呼びかけています。ぜひご覧ください。

  • 出典
  • ※1 国立がん研究センターがん情報サービス「最新がん統計」累積がん罹患リスク(2021年)
  • ※2 公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2022」

がん検診について「がん検診ハンドブック」でお伝えしています

東京都では、国が推奨する5つのがん検診(胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん)を正しく知っていただくことを目的に、がん検診や精密検査の概要が分かるハンドブックを作成しました。がん検診に関する情報の中から、皆さんに知っていただきたい内容を厳選して掲載しています。ぜひご覧ください。
下記のリンク先より、「がん検診ハンドブック」をダウンロードすることができます。

「がん検診ハンドブック」ダウンロードはこちらから

「がん検診ハンドブック」表紙画像

国が推奨するがん検診は5種類

がんによる死亡リスクを減らせることが科学的に証明されているとして、国は以下の5つのがん検診(図1)を推奨しています。

図1 国が推奨する5つのがん検診

図1 国が推奨する5つのがん検診 イメージ画像
  • 令和7年8月時点
  • ※1 胃部エックス線検査については、当分の間、40 歳以上1年に1回受診しても差し支えないとしています。
  • ※2 子宮頸がん検診については、令和 6 年 2 月より HPV 検査単独法が追加されています。

がん検診にはメリット・デメリットがあります

がん検診には、がんを早期発見し、早期治療につなげられることや、がんによる死亡リスクを減らすこと、「異常なし」を確認して安心を得られるといったメリットがあります。
その一方で、見つけにくい場所にあるがんや見つけにくい大きさのがんを見逃すこともあります(偽陰性)。また、がんではないのに「がんの疑いがある」と判定されてしまう(偽陽性)といったデメリットもあります。
国が推奨する5つのがん検診は、推奨される条件を守って受診することで、メリットがデメリットを上回ることが科学的に証明されています。

図2 がん検診のメリット・デメリット

図2 がん検診のメリット・デメリット図 イメージ画像

がん検診の流れをご案内

がん検診は、お住まいの区市町村が実施する検診、お勤め先で実施している検診、任意の人間ドックなどで受けられます。

この検診では、がんの疑いがあるかないかを判定し、疑いがある場合は精密検査で詳しく調べます。「要精密検査」という結果が出た場合は、必ず精密検査を受診しましょう。「精密検査不要」の結果だった場合も定期的に検診を受けましょう。がん検診の対象者は症状がない人(健康な人)ですので、症状がある方は、次回の検診まで待たずにすぐに医療機関を受診しましょう。

区市町村のがん検診担当部署
コラム「区市町村から届くがん検診のお知らせについて」

図3 受診の流れ
図3 受診の流れ イメージ画像

がん検診の啓発動画を公開しています

がん検診受診の大切さを呼びかける動画を作成しました。ぜひご覧ください。

「まだ行かないの?がん検診」
バナー画像:まだ行かないの?がん検診

動画の視聴はこちらから

「住んでる街で、がん検診」
バナー画像:住んでる街で、がん検診

動画の視聴はこちらから

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