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卵巣がんってどんな病気?

コラム 2026.5.22

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卵巣がんとは、子宮の左右にある卵巣に発生するがんです。
国立がん研究センターのがん統計によると、2023年には全国で約13,000人の女性が新たに卵巣がんと診断され、2024年には約5,100人の方が亡くなっています。決してまれながんではありません。

卵巣と卵管
女性の生殖器の解剖図。中央に子宮、そこから左右に伸びる卵管、その先端にある卵巣、そして子宮の下につながる膣が示されています。
  • ※出典:国立がん研究センターがん情報サービス

どの年齢層で多いの?

卵巣がんにかかる方は、40歳代から増え始め、50歳代が最も多くなっています。

年齢階級別罹患率【卵巣 2023年】

2023年における女性の卵巣がん年齢階級別罹患率(人口10万対)を示す折れ線グラフ。年齢とともに罹患率が上昇し、55-59歳でピーク(約35人)に達した後、緩やかに減少する傾向が見られる。
  • ※出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)

自覚症状はあるの?

卵巣がんの自覚症状は、初期の段階ではほとんどありません。服のウエストがきつくなる、下腹部にしこりが触れる、食欲がなくなったなどの症状をきっかけに受診し、卵巣がんであることがわかる場合もあります。

また、がんが大きくなると、足がむくんだり、膀胱や直腸を圧迫されることによって頻尿や便秘が起きたりすることもあります。進行して腹水がたまると、おなかが大きく前に突き出てくることもあります。

卵巣がんは初期の段階では症状が出にくいため、見つかったときには進行していることが多いがんです。このような症状に気付いたときには、早めに婦人科を受診しましょう。

遺伝子と卵巣がんの発症リスク

卵巣がんの発生要因の1つに遺伝的要因があります。特に、細胞のがん化を防ぐ働きをするBRCA1遺伝子あるいはBRCA2遺伝子に変異がある女性(遺伝性乳がん卵巣がん)では、卵巣がんや乳がんなどを発症するリスクが高いことがわかっています。

しかし、これらの変異があるからといって必ずしもがんになるとは限りません。気になる場合には、遺伝医学の専門家のいる施設で、遺伝カウンセリングを受けることをお勧めします。施設などの情報については、がん相談支援センターで確認することができます。

がん相談支援センターのご案内

東京都では、がん患者及びその家族や地域の医療機関等からの相談に対応する窓口として、国が指定するがん診療連携拠点病院と、東京都が指定する東京都がん診療連携拠点病院等に、「がん相談支援センター」が設置されています。

がん相談支援センターでは、がんの治療を受ける上での不安や悩みや療養生活、治療と仕事の両立などについて、看護師やソーシャルワーカー等が、電話や面談による相談に対応しています。相談支援センターはご本人やご家族のほか、地域の方々はどなたでも利用できますので、お気軽にご相談ください。

がん相談支援センター

(このページは国立がん研究センターがん情報サービス ホームページを参考に作成しました)

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