がん検診を実施される方へ
(区市町村、企業、健康保険組合、検診実施機関向け)ここではがん検診を実施する区市町村、職域(企業、健康保険組合)、検診実施機関向けの情報を掲載しています。
検診実施時の新型コロナウイルス感染症対策
がん検診を実施する際には、(一社)日本総合健診医学会外7団体が示すガイドラインに基づいた感染対策を徹底し、受診者が安心して受診できる環境の整備に努めてください。
また、安心・安全な受診環境を実現するためには、受診者にも感染対策をしてもらうことが大切です。下記の通知にある感染対策を、受診者に対しても積極的に呼びかけてください。
参考
がん検診会場における感染対策の例
実際の都内のがん検診会場における新型コロナウイルス感染症対策の取組事例を紹介します。この会場では上記のガイドラインに基づいた感染対策を実施しています。
(撮影協力:公益財団法人東京都予防医学協会)
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入口に手指消毒のための消毒液を設置 -
受付にパーティションを設置 -
待合室のソーシャルディスタンスの確保 -
胃内視鏡検査の防護服着用
(日本消化器内視鏡学会の指針に基づく)
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胃部エックス線撮影装置の消毒 -
胸部エックス線撮影装置の消毒 -
マンモグラフィ撮影装置の消毒
検診実施時の新型コロナウイルス感染症対策に関するお知らせ
検診実施にあたっての新型コロナウイルス感染症対策について、厚生労働省やがん検診関連学会(日本肺癌学会、日本乳癌検診学会、日本消化器がん検診学会、日本消化器内視鏡学会、日本病理学会等)が発表している情報について以下のサイトで紹介されていますのでご覧ください。
- 国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策研究所
「がん検診実施における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応」
http://canscreen.ncc.go.jp/management/info-covid19.html
新型コロナワクチン接種にかかる乳がん検診実施時の留意事項
新型コロナワクチン接種に伴う副反応として、反応性リンパ節腫大(脇の下付近のリンパ節の腫れ)が見られることがあります。この副反応がある時に乳がん検診(マンモグラフィ)を実施すると、偽陽性となる可能性があるため、日本乳癌検診学会のガイドラインでは、乳がん検診はワクチン接種前に施行するか、2回目のワクチン接種後、6~10週間の間隔を空けてから施行するのが望ましいとされています。
同学会が公表している内容の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
- 特定非営利活動法人日本乳癌検診学会「乳がん検診にあたっての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応の手引き」
http://www.jabcs.jp/pages/covid.html
がん検診受診促進のための普及啓発ツール

検診対象者ががん検診の重要性を理解し、定期的に検診を受診するため、東京都では、普及啓発用の動画・リーフレット・ポスターなどを作成しています。検診対象者に受診を促す際の啓発用ツールとして、ぜひご活用ください。
https://www.hokeniryo1.metro.tokyo.lg.jp/kensui/gan/torikumi-tomin/leaflet/