2024年3月時点
子育てをしながら公衆衛生医師として働く
仕事と子育ての両立から生まれる好循環
現在、小学生二人の子育てをしながら働いています(二人とも空手を頑張っています!)。業務としては、感染症対策、母子保健、精神保健、健康増進事業に関わっています。健康増進事業では健康ポイントアプリ事業を立ち上げようとしているところです。
以前、上の子が幼稚園に慣れるまでは、正規の勤務時間を選択できる制度を利用し、出勤時間を遅らせていました。また、子どもの体調不良の際には「子どもの看護休暇」を利用しています。急な体調不良にはとても心強い制度です。
職場では、上司や周囲の方も、子どもの急な体調不良による退勤などにも快く応じてくださり、子育てしながら仕事をすることに理解がある職場だと感じます。
また、公衆衛生医師として働く中で、子ども達により広い視野を持って接することや社会について伝えることが出来るようになったと思います。また、子育て経験からたくさんの学びがあり、双方が好循環を生んでいると思います。

東京都公衆衛生医師の働き方と
その魅力
多くの人と協働し、
大きな成果をもたらす。
公衆衛生医師の仕事は、臨床と違ってデスクワーク中心です。仕事の量が多いので、一日の時間の使い方として、優先順位をつけることと、普段から事業に関連する事柄に注意を払い自分の思索を深めておくようにしています。また、公衆衛生医師の仕事で特徴的なのは、職務の対象が社会にあまねく暮らす人々であることです。そのため多くの人と力を合わせなければ、何の仕事も成せません。
幅広く多くの人と接し、一緒に働けることや、多くの人と協働するからこそ、地域社会において、自分の力が貢献していると実感できることが、公衆衛生医師で良かったと思うところです。
