予防接種について知る

感染症を予防するには?

感染症は、ウイルスや細菌などの微生物が体内に侵入し、増えることで症状があらわれます。
①感染源(病原体)、②感染経路、③感染する恐れのある人(病原体に対する免疫を持たず、感染・発症し得る人)のうちいずれかを遮断すれば感染を予防することができます。日頃からの手洗いやマスク着用の心掛けに加え、予防接種を受けることで病気に対する免疫がつき、感染の予防や重い症状になることを防ぐ効果が期待できます。

感染症を予防するには?

ワクチンの効果って?

ワクチンを接種することにより、多くの方は免疫を獲得できます。ただし、ワクチンの種類によって効果(免疫がつく)が得られる割合は異なります。またワクチンの種類によって、獲得した免疫が薄れていくまでの期間は異なります。

※例えば、

麻しん・風しんワクチン:
1歳以上で2回接種することにより、ほとんどの方に免疫がつき、麻しんや風しんの感染から守られます。
インフルエンザワクチン:
個人ごとにみると、ワクチンを接種してもインフルエンザにかかることはありますが、社会全体で見ると、ワクチンの接種によって発病や重症化の確率が抑えられ、ワクチンの接種にはメリットがあることが知られています。

ワクチンの効果って?

ワクチンは安全?

ワクチンの接種により、副反応(副作用)が起きることがありますが、多くは、発熱したり、注射した部分が腫れるといった、比較的軽く、短期間で治るものです。ごくまれに、重いアレルギーなど、重症の副反応が起きることがあります。

日本では、ワクチンの安全性を確認するため、ワクチン接種後に生じた症状について継続的に情報収集を行っています(副反応疑い報告制度)。また、収集した情報について、国の審議会(副反応検討部会)で報告し、定期接種として広く皆さまに接種していただく上で安全性に問題がないかを専門家が評価しています。

なお、万が一、定期接種のワクチンにより健康被害が生じた場合に備え、健康被害救済制度を設けています。

ワクチンは安全?

接種後に具合が悪くなったら?

■予防接種を受ける前
ご自身やお子さんが受けるべきワクチンの種類や時期を確認してください。接種するワクチンのメリットや副反応(副作用)について接種医などと相談し、よく理解し接種を検討してください。

また、当日の体調や過去の罹患歴などによって予防接種を受けることが適当ではない方もいらっしゃいますので、予防接種を受けることが適当ではない状態に該当しないかについてもご確認ください。予防接種は体調が良いときに受けるのが原則です。いつもと様子が異なる、何となく調子が悪いという時は、受けることができるかどうかを、必ず接種医に相談しましょう。

採血の時に気分が悪くなったことがある人は、ベッドに横になって接種することで、気分が悪くなることを防ぐことができます。

■予防接種を受けた後
予防接種後はしばらくの間、接種した医療機関にいて、何も体調に変わりがないことを確認してから帰宅しましょう。まれに接種直後に副反応が起きることがあり、医療機関内にいればすぐに対応できるからです。

※例えば、

アレルギー反応(アナフィラキシ-):
医療機関内にいればすぐに治療を受けられます。
顔色が悪くなり、脈が遅くなって、血圧が下がり、時に気を失って倒れる(血管迷走神経反射):
横になって寝ていると回復します。特に、極度に緊張していたり、疲れている時など、痛みや不安などによって起こりやすいので、注意しましょう。

ワクチンを接種した後に、なにか気になる症状があった場合は、まずは接種した医療機関の医師にご相談ください。

接種後に具合が悪くなったら?

関連コンテンツ