危険ドラッグってなに?
東京都では、合法ドラッグ・脱法ハーブ等と呼ばれるドラッグを「違法(脱法)ドラッグ」と呼んでいましたが、平成26年7月22日、厚生労働省及び警察庁が新呼称名を「危険ドラッグ」に選定したため、現在は「危険ドラッグ」と呼んでいます。

指定薬物、知事指定薬物、個人の使用・所持も処罰対象です。

大変危険で違法なドラッグです!
「合法と言われているものは安全」「法規制されていないものだと言われた」―実は、すべて「違法」です。
「合法ドラッグ」「ハーブ状の危険ドラッグ」などと称して販売されるため、あたかも身体影響がなく、安全であるかのように誤解されていますが、大麻や麻薬、覚醒剤などと同じ成分が含まれており、大変危険で違法なドラッグです。

何が危険なの?
危険ドラッグには、既に規制されている麻薬や覚醒剤の化学構造を少しだけ変えた物質が含まれており、体への影響は麻薬や覚醒剤と変わりません。それどころか、麻薬や覚醒剤より危険な成分が含まれていることもあります。
実際はどんな危険性があるのか、わからないのです。

麻薬と危険ドラッグ ちょっと化学構造を変えているだけで、体への影響は麻薬と同じ又はそれ以上です。


危険ドラッグで事件・事故が起きています!
幻覚や異常な興奮状態におちいった結果、事故や犯罪を引き起こしてしまうケースが発生しています。ハーブ状の危険ドラッグを吸ったあとに車の運転をして歩行者をはねたり、吸ったあとに死亡する事件などが後を絶ちません。

用途を偽って売られています
危険ドラッグは、法の網をくぐりぬけるために「お香」「バスソルト」「ハーブ」「アロマ」など、一見しただけでは人体摂取用と思われないよう目的を偽装して販売されています。色や形状も様々で、粉末・液体・乾燥植物など、見た目ではわからないように巧妙に作られています。
デザインされたパッケージやカラフルな液体は、危険な薬物に見えないため、キレイ、かっこいいという印象を持ってしまいますが、中身は売っているほうもわからない恐ろしい薬物です。「合法」や「安全」という言葉を信用してはいけません。




ハーブ状の危険ドラッグも麻薬・覚醒剤と同様、大変危険な薬物です
いわゆる「ハーブ状の危険ドラッグ」は、乾燥植物に、大麻に似た作用を持つ薬物(合成カンナビノイド)を混ぜ込んで造ったものです。大麻などの規制薬物よりも毒性が高い可能性があるほか、商品によって含有量が異なるため、体に及ぼす影響がわからず大変危険です。料理で使う「ハーブ」やポプリ(芳香剤)ではありませんので、だまされないようにしましょう。

こんな時はどうしたらいい?薬物の危険はすぐ近くに潜んでいます。

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