おなかのまわりの内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満に、高血糖・高血圧・脂質異常症のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と言います。東京都では、メタボリックシンドロームに該当する人の割合、肥満の人の割合ともに増加傾向にあります。メタボリックシンドロームを放置すると、糖尿病の発症や重症化を引き起こす可能性が高いとされています。
ただし、特に日本人ではやせていても糖尿病を発症する可能性があるため、定期的な健康チェックが欠かせません。
メタボリックシンドロームの該当者の割合を見ると、平成19年から平成21年までは男性34.4%、女性11.9%となっており、平成16年から平成18年までと比較すると、男性は7.3ポイント、女性は3.1ポイント高くなっています。
肥満(※BMI25以上)の人の割合を見ると、平成19年から平成21年までは男性30.5%、女性20.8%となっており、平成13年から平成15年までと比較すると、男性は3.6ポイント、女性は0.7ポイント高くなっています。
※BMI=体重(kg)/身長(m)2
18.5未満を低体重(やせ)、25以上を肥満としている。
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