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他人事ではない糖尿病

都民の約4人に1人が糖尿病もしくはその予備群です

 糖尿病になると、慢性的に血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が続きます。初期には自覚症状はほとんどありませんが、進行すると血管が傷つき、動脈硬化が進み、脳卒中や虚血性心疾患等を発症しやすくなります。また三大合併症として糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病性腎症があり、失明や透析につながることもあります。

▶詳しくは「糖尿病とはどのような病気?


 糖尿病の代表的なタイプには「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があり、日本の糖尿病患者のほとんどは2型糖尿病です。2型糖尿病の発症には、食事や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が関係していることが多いです。
 東京都の40歳~74歳の糖尿病有病者・予備群の人の割合は、直近3年間の平均値でみると男性34.1%、女性23.4%です。平成19年~21年までと比較すると減少していますが、男性は約3人に1人、女性は約4人に1人と、依然として高い割合で推移しています。

糖尿病有病者・予備群の割合(40歳~74歳・東京都)



 お腹の周りの内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満に、高血糖・高血圧・脂質異常症のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と言います。
 40歳~74歳のメタボリックシンドローム該当者の割合は15.0%、メタボリックシンドローム予備群の割合は12.1%です(令和4年)。

メタボリックシンドローム該当者の割合(40歳~74歳・東京都)


メタボリックシンドローム予備群の割合(40歳~74歳・東京都)


 メタボリックシンドロームを放置すると、糖尿病の発症や重症化を引き起こす可能性が高いとされており、また、日本人はやせていても糖尿病を発症する可能性があるため、適正体重を維持することが大切です。
 適正体重を維持している人の割合は、20歳~64歳では男性72.1%、女性68.7%で男女とも7割程度、65歳以上では男性56.2%、女性49.3%で男女とも5割程度の水準にとどまっています。

適正体重(BMI18.5以上25未満、65歳以上はBMI20を超え25未満)を維持している人の割合(平成29~令和1、20歳以上・東京都)

 糖尿病の予防や早期発見には、運動や食事など日々の生活習慣を見直して適正体重を維持すること、年に1度は健診等を受診して自分の血糖値を確認することがとても大切です。まずはできることから始めてみませんか?

▶詳しくは「糖尿病予防のためのルーティーン

また、「健診結果de糖尿病チェック 」では、糖尿病のリスクをセルフチェックすることができます。ぜひご活用ください。



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このページの担当は 保健政策部 健康推進課 健康推進担当 です。

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