家庭(保護者等)向け
食物アレルギー緊急時対応ガイダンス
エピペン®の使い方
重要
それぞれの動作を声に出し、確認しながら行う。
エピペン®の準備・注射
(注)動画は2人での対応例。
1人の場合の対応は、事前に主治医と相談しておくこと。
動画再生位置
再生位置 | チャプター名 |
---|---|
00:00 | 1. 患者を固定する |
00:18 | 2. ケースから取り出す |
00:23 | 3. しっかり握る |
00:33 | 4. 安全キャップを外す |
00:42 | 5. 太ももに注射する |
00:59 | 6. エピペン®の長さを確認する |
01:08 | 7. マッサージする |
1.患者を固定する(0:00~)
足が動かないよう太ももの付け根と膝をしっかりおさえる。
(注)1人の場合は、エピペンの針が誤った部位に刺さらないよう注意しながら、足が動かないようしっかりおさえる。なお、おさえ方は事前に主治医と相談しておくこと。

2.ケースから取り出す(0:18~)
ケースのカバーキャップを開けエピペン®を取り出す。

3.しっかり握る(0:23~)
オレンジ色のニードルカバーを下に向け、利き手で持ち、エピペン®に親指をかけないように握ってください。

4.安全キャップを外す(0:33~)
青い安全キャップを外す。

5.太ももに注射する(0:42~)
注射する部位
- ズボンの縫い目やポケットに注意すれば、衣服の上から注射することができる。
- 太ももの付け根と膝の中央部で、かつ真ん中よりやや外側に注射する。
- 介助者がいる場合、介助者は子供の太ももの付け根と膝をしっかり押さえ 、動かないように固定する。
注射し、5秒数える
太もも外側に、エピペン®の先端(オレンジ色の部分)を軽くあて、”カチッ”と音がするまで強く押しあてそのまま5つ数える。
注射した後すぐに抜かない!

6.エピペン®の長さを確認する(0:59~)
エピペン®を太ももから離し、オレンジ色のニードルカバーが伸びているかを確認する。

7.マッサージする(1:08~)
打った部位を10秒間、マッサージする。
(注)必須ではありません。余裕があれば行ってください。

エピペン®を使用したら必ず119番通報してください。
(注)電話機能を持つスマートフォン等をご使⽤の場合は119番に発信します。
(注)音声通話ができない端末等では使用できません。また、一部の050で始まるIP電話では使用できない場合があります。