脳卒中に関する啓発事業等について
(令和7年度脳卒中月間の取組)

1 脳卒中月間について

がん、心臓病とともに、三大疾病と呼ばれ、近年の日本人の死因ランキングでも第4位となっている脳卒中。たとえ命が助かっても、重い後遺症が残ることがある病気です。

脳卒中は、毎日の生活の中でできる脳卒中の予防について正しい知識を持つことが大切です。
世界脳卒中機構は毎年10月29日を世界脳卒中デーとしており、日本脳卒中協会は毎年10月を脳卒中月間と定めて、啓発事業等を実施しています。

脳卒中は、症状が現れたら一刻も早く治療を開始することが大事です。もし脳卒中を疑う症状が現れたときはすぐに「119」へ、迷うような場合には「♯7119」へ電話しましょう。

2 シンポジウムの開催について

東京都では、脳卒中月間に合わせて、脳卒中の予防と治療、また万が一なってしまった場合のリハビリについて正しい知識を持つためのシンポジウムを開催します。

テーマ
未来に向けて安心をつなぐ:脳卒中の最新情報~予防・治療からリハビリまで~
開催日
令和7年10月25日(土曜日) 午後2時から午後4時まで
会場
東京都庁 都議会議事堂1階 都民ホール 
※北側(中央通り側)の入り口から入場してください。
内容

脳卒中の予防・治療及びリハビリについて、専門家や脳卒中経験者が講演します。

講演1 「今日から始める脳卒中予防ともしもの対応」(30分)
 専門医から、脳卒中の症状、対応、最新治療などについて、お話しします。
 〔演者:東京女子医科大学病院 脳神経内科診療部長 藤堂謙一氏〕

    

講演2 「脳卒中経験者が語る ~脳卒中を経験して~」(30分)
 脳卒中経験者の方に、発症時から治療の経過、その後の生活について、専門医と対談の中で振り返っていただきます。
 〔演者:バリアフリーアドバイザー 村上万里氏、東京都済生会中央病院院長補佐・脳神経内科部長・脳卒中センター長 大木宏一氏〕

        

講演3 「脳卒中後の回復期リハビリテーション ~社会復帰支援の取り組み~」(30分)
 専門医から、回復期リハビリ、治療と就労の両立支援にお話しします。
 〔演者:東京都リハビリテーション病院研究支援室長 武原格氏〕

定員
250名
申込方法

シンポジウムの聴講を希望される方は、下のボタンから必要事項を記入の上、お申し込みください。

3 東京都庁第一本庁舎ライトアップ

令和7年10月20日から24日まで、世界脳卒中機構のシンボルカラーである「インディゴブルー」にあわせ、東京都庁第一本庁舎を「青色」にライトアップします。
(各日午後5時30分から午後9時25分まで)

ライトアップ
       

4 隅田川橋梁群ライトアップ

令和7年10月29日、隅田川橋梁群を「青色」にライトアップします。(日没の15分後から午後11時まで)

ライトアップ
    

5 パネル展の実施等

令和7年10月24日から30日まで、東京都庁第一本庁舎1階中央スペースにて、脳卒中の予防・対応に関するパネル展を開催します。
また、都庁舎周辺のデジタルサイネージ等にて脳卒中に関する啓発ポスターの掲示を実施します。

ポスター