がん、心臓病とともに、三大疾病と呼ばれ、近年の日本人の死因ランキングでも第4位となっている脳卒中。たとえ命が助かっても、重い後遺症が残ることがある病気です。
脳卒中は、症状が現れたら、一刻も早く治療を開始すること、また、毎日の生活の中でできる脳卒中の予防について正しい知識を持つことが大切です。
世界脳卒中機構は毎年10月29日を世界脳卒中デーとしており、日本脳卒中協会は毎年10月を脳卒中月間と定めて、啓発事業等を実施しています。
東京都では、脳卒中月間に合わせて、専門家や脳卒中経験者の講演から、脳卒中の予防と初期対応について正しい知識を持つためのシンポジウムを開催します。
脳卒中の予防と初期対応について、専門家や脳卒中経験者が講演します。
講演I 「脳卒中って、どんな病気」(30分)
脳卒中の専門医から、 脳卒中の初期症状、早期発見の重要性や治療法などについて、わかりやすくお話しします。
〔演者:武蔵野赤十字病院 副院長 脳神経外科部長 玉置正史 先生〕
講演Ⅱ 「体験者と考える、気付きと早期治療の重要性」(30分)
〔演者:脳卒中経験者と主治医の対談形式〕
脳卒中経験者の方に、発症時の様子や、治療経過、その後の生活などについて、主治医とのお話の中で振り返っていただきます。
講演Ⅲ 「脳卒中にならないための生活習慣」(30分)
〔演者:東京都栄養士会 会長 西村一弘 先生〕
栄養士かつ健康運動指導士から、食生活をはじめとする正しい生活習慣について、日頃から気を付けられることを具体的にお話しします。
質疑応答(15分間)
※参加申込み時に御記入いただいた質問から、いくつかを取り上げさせていただきます。
申し込みフォーム
令和6年10月23日から31日まで、世界脳卒中機構のシンボルカラーである「インディゴブルー」にあわせ、東京都庁第一本庁舎を「青色」にライトアップします。
令和6年10月29日隅田川橋梁群を「青色」にライトアップします。
(画像はイメージです。)
令和6年10月23日から29日まで、東京都庁第一本庁舎1階中央スペースにて、脳卒中の予防・対応に関するパネル展を開催します。
また、都庁舎周辺のデジタルサイネージ等にて脳卒中に関する啓発ポスターの掲示を実施します。