東京都では、平成25年3月に「東京都健康推進プラン21(第二次)」を策定し、平成30年度に、このプランの中間評価を行ったところ、休養分野の指標である「睡眠時間が十分、あるいはほぼ足りている人の割合」と「眠れないことがまったくない、あるいはめったにない人の割合」が、悪化傾向であるという評価結果になりました。 また、平成28年の東京都生活文化局による調査の結果、30歳代から50歳代の働く世代の都民の約半数が「睡眠が不足している」と感じています。 そこで、働く世代の方を対象に、睡眠に関する正しい情報を紹介するための啓発媒体(パネル・パンフレット・ポスター)を作成しました。パネル・パンフレット・ポスターのデータはこちらからダウンロードいただけます。
簡易「朝型」/「夜型」診断はこちらからお試しいただけます。
啓発媒体では、日中に実践できる「快眠のコツ」を紹介しています。自身の生活習慣を振り返り、出来そうなことから試してみましょう。
①休日の寝坊は控えめに。起きたらまず カーテンを開けて、太陽光を浴びよう。 午前中は窓際で過ごし、日が差す明る いところで過ごそう。 | ②朝食で1日のスイッチ「on」! 一日3食、なるべく決まった時間に。 |
③眠気には、20~30分の仮眠で対処し、
作業効率をUP! |
④夕方以降はカフェインを避けて。 |
⑤まずは10分! ウォーキングやジョギングなどを取り入れよう。 |
⑥寝る1~2時間前に、ぬるめのお湯(40℃)に、 15分程度の半身浴がオススメ。 |
⑦眠るためにお酒を飲むのはやめよう。 | ⑧寝る前にテレビやスマートフォンを見る 習慣を見直して。 |
⑨無理に眠ろうとせず、 寝床に入るのは眠くなってから。 |
働く世代によくある、睡眠のお悩みQ&Aを紹介しています。
睡眠と覚醒のリズムは「体内時計」がコントロールしており、「体内時計」は遺伝子の影響を強く受けているため、必要な睡眠時間や最適な睡眠時間帯には大きな個人差があります。同年代であっても、必要睡眠時間に3時間以上の差がある事が分かっています。
また、いわゆる朝型や夜型も体質によります。自身の睡眠を知るためにも、簡易「朝型」/「夜型」診断を試してみませんか?
次のQ1~4に対し、あなたは①~④のどの行動をとるでしょうか?①と答えた方は、朝型傾向が強く、「①→②→③→④」の順に夜型傾向が強いと判断できます。
厚生労働省が、良い睡眠のための生活習慣、環境整備や睡眠障害の予防などについて、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」としてまとめています。
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の全文は、下記厚生労働省ホームページからご覧いただけます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042749.html
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に基づき、成人、こども、高齢者の対象別に、良質な睡眠をとるための参考となる情報がまとめられています。
■ Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)成人版(PDF:1.0MB)1枚目データ(PDF:1.9MB) ~世界的に短い都民の睡眠時間・快眠のコツを試してみましょう~
2枚目データ(PDF:1.4MB) ~十分な睡眠が健康のキホン・いつもと違う睡眠に要注意!~
3枚目データ(PDF:1.0MB) ~睡眠のお悩みQ&A~
4枚目データ(PDF:1.6MB) ~いい仕事はいい眠りから~
5枚目データ(PDF:1.0MB) ~働く人の睡眠を守る環境整備~
このページの担当は 保健政策部 健康推進課 健康推進担当 です。